北の漁場
作詩:新條カオル 作曲:桜田誠一
いのち温(ぬく)めて 酔いながら溫暖著生命一邊醉著
酒をまわし飲む 一邊輪流敬著酒
かせ
明日の稼ぎを 夢に見て 夢見明天打拼的事業
腹に晒(さら)し巻く 腹部纏上漂白的棉布
海の男にゃヨ 凍る波しぶき 海上的男兒啊!冰凍的波浪飛沫
北の漁場はヨ 男の仕事場サ北邊的捕魚場啊!是男人工作的地方啊!
おき まもの ほ
沖は魔物だ 吠えながら海上群魔一邊狂吼
きば
牙をむいてくる 一邊露出獠牙迎過來
かぜ みぎうで きず まも ふだ
風をさらした 右腕の傷は守り札被風吹曝曬的右手腕傷痕是護身符
海の男にゃヨ 雪が巻いて飛ぶ海上的男兒啊!雪花捲起飛揚
北の漁場はヨ 男の遊び場サ北邊的捕魚場啊!是男人的遊樂場啊!
せん
銭のおもさを 数えても 即使數著錢的輕重
帰るあてはない 歸途也是漫無目的
二百浬(カイリ)をぎりぎりに咬緊牙關的兩百海浬
あみ
網をかけてゆく 使勁灑下魚網
海の男にゃヨ 怒涛(なみ)が華になる海上的男兒啊!海涛變化成浪花
北の漁場はヨ 男の死に場所サ北邊的捕魚場啊!是男人的葬身地啊!
